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すきみ鱈

すきみ鱈は、真鱈の骨と皮をとり、ようするにその名のとおり身をすいたものを塩漬けにし、冷たい浜風にあてて乾燥させたものです。
仕上がるまでに2週間程かかり、その間うら返ししたり、重しをのせて平らにしたりして手をかけて作り上げます。
冷蔵庫のない時代に保存食として作られ、今に受け継がれている食品のひとつです。また、日本だけではなく、韓国やスペインなどでも同様なかたちで作られているようです。
食べるときは、塩辛くてそのままではとても食べられないので、水でもどしたり、塩抜きしたりと手のかかる食材ではありますが、干した鱈ならではの旨みが凝縮され、また鱈と塩だけでできている完全な自然食であるということで今なお見直されている食材でもあります。

食べ方のひとつは、まず一番簡単なもので、ほぐしてごはんにのせてお茶漬けにしたものが手軽です。鱈とごはんが良く合います。
ちょっと手の込んだものですと、まずすきみ鱈を水に漬けて完全に塩を出し、もどします。大きなものでしたら2~3日はかかります。
そのもどした身を醤油・みりんなどで甘辛く昆布などと佃煮風にしたり、またうす味にして里芋などと煮ても美味しいです。
そのほか、水でもどして塩気のぬけたものをほぐしてスライスしたたまねぎなどとマヨネーズであえてサラダにしたり、トマトとコトコト煮込んでシチューにしたりと用途はいろいろあります。
